"> 中古軽自動車はなぜ価格が落ちにくいのか?

「安くあげたい」という気持ちが中古軽自動車の価格を高くしている

なぞなぞのようなタイトルになってしまいました。

要は、車関係の維持費をできるだけ安くしたいという人が軽自動車に向かい、中でも車両価格の安い中古軽自動車を求めることが多く、そのことが中古軽自動車の価格を高くしているということです。

最近こそNシリーズや低燃費車などファーストカーとしても充分魅力的な軽も出てきましたが、軽自動車といえばやはりセカンドカー、通勤・通学用、ちょっとお出かけ用といった用途が多いでしょう。

そのような用途であれば新車にこだわる必要もなく、少しでも安く上げるために中古軽自動車を求める人が多いということになります。

古くて走行距離も多くて廃車寸前のような状態でも、動きさえすれば値段が付いてしまう(買う人がいる)というのは、軽自動車にはこのような用途があるからです。

また、軽自動車といっても新車となれば支払総額が150万円を超え200万円に迫ることも珍しくなくなりました。

このことも中古自動車の需要を高めることになっているのかも知れません。

車関係の経費をできるだけ安く上げたい人にとっては、維持費だけでなく車両購入費も少しでも安くしたいということですね。

このような需要と供給の関係で軽自動車はまれに見る値落ちの小さい車となっています。


ネットで拾った実例をいくつかあげて見ましょう。

この記事を書いている時点で新車から10年以上経っているもの、しかもベンチシートのものだけをピックアップしてみました。

○ワゴンR    本体価格:16万円 初度登録:平成15年 走行距離 : 48,000キロ

○ムーヴ     本体価格:29万円 初度登録:平成15年 走行距離 : 58,000キロ

○eKスポーツ  本体価格: 7万円 初度登録:平成15年 走行距離 : 174,000キロ

○MRワゴン   本体価格:28万円 初度登録:平成16年 走行距離 : 84,000キロ

○eKスポーツ  本体価格:26万円 初度登録:平成15年 走行距離 : 79,000キロ

○ムーヴ L   本体価格:19万円 初度登録:平成15年 走行距離 : 33,000キロ

○ムーヴXエアロ 本体価格:11万円 初度登録:平成14年 走行距離 : 140,000キロ

○トッポBJ Z 本体価格:28万円 初度登録:平成13年 走行距離 : 88,000キロ

○アルトラパン  本体価格:35万円 初度登録:平成15年 走行距離 : 120,000キロ


Goo net のサイトのほんの一部の例ですが、中古軽自動車の価格の様子を知るには充分でしょう。

13年落ち、走行8万8千キロのトッポBJが28万円なんてすごいですね。

走行14万キロ、12年もののムーブ、11万円もすごいです。

普通乗用車の場合、こんな年式、走行キロだったらとっくに廃車でしょう。

近年の軽自動車はメンテさえすれば20万キロ、30万キロでも走るという話がありますが、まさに走りさえすればどんなに古くても走行距離が多くても値段がつくといった感じです。

街中でのチョイ乗り程度の用途ならホント喜んで買っていくことでしょう。

10年以上の中古がこの値段なのですから、2~3年ものだと新車と大して変わらない値段になるというのも頷けますね。


こうして実際の販売価格を少し調べてみるだけで、軽自動車というのはどんなに古くても多走行でも査定・売却をあきらめてはいけないということが良くわかります。

本当に動かなくなった時、それが軽自動車の廃車の時期だと言っていいでしょう。

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